介護福祉士の試験まで、あと3か月あまりです。働きながらで間に合うのか。年齢的に覚えられるのか。不安になっていませんか。
勉強法を調べると「過去問を解く」という話はたくさん出てきます。でも、何時間やったのか、何を使ったのかまで書いた体験談は、あまり見かけません。
私は沖縄県に住む60代の介護職です。62歳のとき、週5日・1日8時間働きながら第34回の試験を受け、一発で合格しました。
この記事では、勉強時間、使った4冊、残り3か月でやること、合格して変わったことをまとめました。
読めば、今日から試験の日までに何をすればいいかが分かります。
結論から言うと、勉強の中心は問題集と模試を3回解くことです。時間は、平日は朝1時間、休みの日は3〜4時間です。
60代・フルタイム勤務でも介護福祉士に一発合格できた(第34回・62歳で受験)
60代でも、フルタイムで働きながら、介護福祉士に一発で合格できました。
私は60歳で介護の仕事を始め、実務経験が3年たって受験資格を得てから受けました。
受けたのは第34回の試験で、筆記試験は2022年1月30日でした。そのとき62歳です。
当時の勤務は、週5日・1日8時間でした。

合格証書の日付は2022年3月25日です。そのときは63歳になっていました。

この回は83,082人が受けて、合格したのは60,099人。合格率は72.3%でした。
参考:厚生労働省「介護福祉士国家試験の受験者・合格者・合格率の推移」
年齢やフルタイムの仕事があっても、合格はできます。私がやったことを、このあと順に書きます。
残り3か月でやるのは、過去問・直前講座・本番と同じ時間の模試の3つ
試験まで残り3か月なら、やることは3つです。過去問を解く。直前講座があれば参加する。本番と同じ時間で模試を解く。
勉強そのものは、過去問で十分だと私は考えています。
講座と模試は、本番に向けて気持ちと時間の使い方を整えるためのものです。
過去問を解く
私は過去5年問題集と模擬問題集を、それぞれ3回解きました。
直前講座があれば参加する
12月に、実務者研修を受けた学校の受験対策講座に参加しました。
ほかの受験生を見て、良い緊張感が生まれました。やる気も、さらに出てきました。
本番と同じ時間で模試を解く
1月は、本番を想定して、ユーキャンの予想模試を解きました。
2027年1月31日の試験は、次の時間で行われます。
| 時間 | パート | |
|---|---|---|
| 午前 | 10時00分〜11時45分 | A |
| 午後 | 13時40分〜15時35分 | B・C |
参考:社会福祉振興・試験センター「第39回介護福祉士国家試験」
模試も、この時間に合わせて解いてみてください。
過去問で力をつけ、講座と模試で本番に備える。これが、私のおすすめです。
勉強時間は週平均11〜13時間。平日は朝1時間、休みの日は3〜4時間
勉強時間は、週平均で11〜13時間でした。
平日は仕事があるので朝に1時間。休みの日は3〜4時間です。
| 1日の勉強時間 | 1週間 | |
|---|---|---|
| 平日(5日) | 朝1時間 | 5時間 |
| 休み(2日) | 3〜4時間 | 6〜8時間 |
| 合計 | 11〜13時間 |
勉強を始めたのは、試験のおよそ7か月前です。
ただ、毎日この通りにできたわけではありません。
朝30分しかできない日もありました。
いろいろな理由で時間が取れない日でも、1日30分は勉強するようにしました。
勉強は朝がいちばん。60代は目覚めが早く、30分でも集中できる
勉強するなら、朝がいちばんです。
60代は目覚めが早いからです。朝は30分でも集中できます。
私は平日、早く目が覚めた分を使って、出勤前に1時間勉強しました。
朝に勉強する。これが、私にはいちばん合ったやり方でした。
問題集と模試を中心に3回解いた。国試ナビは参考書として使った(全4冊)
勉強の中心は、問題集と模試を3回解くことでした。
国試ナビは、分からないところを調べる参考書として使いました。
中央法規の2冊は、受験対策講座で使ったものです。
見て覚える!介護福祉士国試ナビ(中央法規出版)
分からないところを調べるときの参考書です。

写真のとおり、付箋がたくさん付いています。
介護福祉士国家試験 模擬問題集(中央法規出版)
3回解きました。受験対策講座で使った問題集です。

詳解 介護福祉士過去5年問題集(成美堂出版)
3回解きました。

介護福祉士 徹底予想模試(ユーキャン)
本番を想定して、3回解きました。

4冊のうち、時間を使ったのは問題集と模試です。
合格して資格手当がついた。前の職場は月5,000円、今は時給+50円
合格して、資格手当がつきました。
資格手当を出している職場は多く、給料に効いてきます。
| 職場 | 資格手当 |
|---|---|
| 前の職場 | 月5,000円 |
| 今の職場 | 時給+50円(週4日・1日6時間で月約5,200円) |
転職のとき、施設に電話して「介護福祉士です」と言いました。相手の声の調子が、少し変わったのが分かりました。
→ 60代で介護職を続けるブログ ― 67歳・7年目、体を壊さずに働く記録
手当の金額は、職場によって違います。求人票で確かめてください。
よくある質問(Q&A)
60代でも覚えられる?
私は、こうして覚えました。
- 集中できる朝に勉強する
- 問題集と模試を3回解く
- 分からないところは、国試ナビで調べる
独学で受かる?
勉強は過去問で十分です。
それでも私は、直前講座に出てよかったと思っています。ほかの受験生を見て良い緊張感が生まれ、やる気がさらに出たからです。
受験に必要な実務者研修は?
介護の仕事の経験で受けるなら、実務経験3年以上と、実務者研修の修了が必要です。
私は61歳で実務者研修を修了しました。

これから実務者研修を受けるなら、介護の求人サイト「かいご畑」の制度を使う方法もあります。
かいご畑の派遣の仕事で働くことが決まると、介護の資格講座の受講料が0円になる「キャリアアップ応援制度」があります。
使える地域や条件は、公式サイトで確かめてください。
2027年の試験は、何が変わった?
2026年1月の試験から、「パート合格」が始まりました。
試験を3つのパートに分けて合否を決めます。合格したパートは、翌年と翌々年まで受けなくてよくなります。
初めて受ける人は、全部のパートを受けます。私が受けた第34回には、なかった仕組みです。
参考:社会福祉振興・試験センター「パート合格(合格パートの受験免除)について」
まとめ:働きながらでも、問題集と模試を3回解いて一発合格できた
私は62歳のとき、週5日・1日8時間働きながら、介護福祉士に一発で合格しました。
やったことは、問題集と模試を3回解くことです。平日の勉強は、集中できる朝にしました。
試験まで残り3か月なら、過去問・直前講座・本番と同じ時間の模試から始めてください。

