前ほどお酒が飲めなくなった。飲んだ後に気持ち悪くなる。楽しみが一つ減っていくようで、少し寂しい。
私も同じでした。
30〜40代のころは、ほぼ毎日ビールを飲んでいました。1日に500ml〜1リットルほどです。それが50代半ばから、だんだん飲めなくなりました。
今は67歳です。お酒はやめていません。数か月に一度、仲間と会うときだけ、ビールを中ジョッキで2〜3杯。そう決めています。
この記事には、飲めなくなっていった経緯と、今の付き合い方を書きます。医学的な話ではなく、私の体験の記録です。
お酒をやめなくても、仲間との時間は残せる。そう思えるきっかけになればうれしいです。
30〜40代は、ほぼ毎日ビールを飲んでいました
1日500ml〜1リットル

若いころから、よく飲みました。一人で飲むときも、誰かと飲むときも、ずっとビールばかりです。
30〜40代は、それがほぼ毎日。1日に500ml〜1リットルが当たり前でした。
焼酎や日本酒が混ざると、正体をなくした

ビールだけなら、まだよかったのです。たまに焼酎や日本酒が一緒になると、正体をなくしてしまいました。
恥ずかしい話ですが、周りにずいぶん迷惑をかけたこともあります。
それでも大事に至らずにこられたのは、関わってくれた人たちが心温かく見守ってくれたおかげです。今になって、ありがたさが身にしみます。
50代半ばから、だんだん飲めなくなった
60歳を過ぎて、はっきり感じた
変わり始めたのは、50代の半ばを過ぎたあたりからです。ある日急に、ではありません。だんだんと、前のようには飲めなくなっていきました。
はっきり感じたのは、還暦を過ぎてからです。
飲んだ後の胸のむかつき、翌日のひどい胸焼け

問題は、飲んだ後です。
飲み終わってしばらくすると、胸のむかつきなどが出てきます。体が正直に反応します。
飲み過ぎた翌日は、胸焼けがひどくなり、気持ち悪くなりました。ビール以外のお酒も飲んだ日は、特にそうでした。
ほぼ毎回、「飲まなければよかった」と後悔するほどの気持ち悪さでした。
もともと逆流性食道炎がある
私には、もともと逆流性食道炎があります。
飲んだ後の胸のむかつきや翌日の胸焼けが、年齢のせいなのか、逆流性食道炎のせいなのか。自分では分かりません。ただ、体がお酒を前ほど受けつけなくなっていることは、はっきり感じています。
60歳を過ぎて、飲み過ぎた日のこと
翌日、覚えていなかった

これも恥ずかしい話です。
60歳を過ぎてから、交流の場で飲み過ぎたことがあります。翌日になって、覚えていないこともありました。
若いころと同じ調子で飲んではいけない。そう思い知らされた出来事です。
ここ数年は、そういう飲み方をしていない
ここ数年は、覚えていないほど飲んだことはありません。
飲む場を選び、飲む量を決めるようになってからです。
今の飲み方:数か月に一度、ビールだけ
仲間と会うときだけ飲む

今、お酒を飲むのは、数か月に一度、仲間と会うときだけです。
飲むのはビールだけ。焼酎や日本酒には手を出しません。
気の合う相手と語り合いながらの一杯は、やはり格別です。その場はとても楽しく、心地よい時間になります。
料理を食べながら、中ジョッキ2〜3杯まで
飲むときは、料理をきっちり食べながら、ゆっくり飲みます。
量は、中ジョッキで2〜3杯まで。飲み過ぎれば、翌日の胸焼けが待っています。若いころのように量を求めず、その場の会話を楽しむようにしています。
勧められても、自分から断る
「もう1杯どう?」と勧められることもあります。
それでも、基本的には自分から断るようにしています。体がもう飲めないからです。
仲間も、そのことは分かってくれています。
翌日が仕事の日は、飲み会に行かない
翌日が仕事の日は、基本的に飲み会には参加しません。
介護の仕事は、体を使います。飲んだ翌日がきついことは、自分でよく分かっています。だから無理はしません。
30〜40代のころと比べると、次のように変わりました。
| 30〜40代 | 50代半ば〜60代 | 今(67歳) | |
|---|---|---|---|
| 飲む回数 | ほぼ毎日 | だんだん飲めなくなった | 数か月に一度 |
| 量・種類 | ビール500ml〜1リットル(焼酎や日本酒が混ざる日も) | 飲み過ぎた日は、ビール以外も | ビール中ジョッキ2〜3杯 |
| 飲み過ぎた日 | 焼酎や日本酒が混ざると正体をなくした | 翌日は胸焼けがひどい。覚えていない日もあった | ここ数年はない |
| お金 | 多い月で2万円ぐらい | 飲む量とともに、だんだん減った | 1回4,500円ぐらい(会費3,000円+バス代) |
普段のお酒をやめて、変わったこと
翌朝の体調、胸焼け、お金
普段、お酒を飲まなくなってから、ずいぶん良くなりました。
まず、翌朝の体調です。胸焼けも、めっきり減りました。もちろん、お金も普段のお酒には使わなくなりました。
お金は、多い月で2万円から、数か月に一度4,500円に

30〜40代のころは、お酒に多い月で2万円ぐらい使っていたと思います。
今は、数か月に一度の飲み会だけです。会費が3,000円。会場までのバス代を合わせて、1回4,500円ぐらいです。
私の場合は、普段のお酒をやめて正解でした。
飲まない日は、夕飯とお茶

飲まない日に、お酒を飲みたいと思うことは全くありません。ノンアルコールビールを飲みたいとも思いません。
普通に夕飯を食べて、お茶を飲む。そんな感じです。
介護の現場で見てきたこと
私より若い年代で、車椅子で入居する男性たち

私は特別養護老人ホームで働いています。
入居している男性の利用者さんの中には、私より若い65歳ぐらいで、車椅子で入居してきた方が数人います。脳梗塞などで半身不随になった方たちで、40〜50代のころからお酒を飲み続けてきた方たちでもあります。お酒だけが原因かどうかは、私には分かりません。
そういう方を見ていると、お酒の飲み方は自分で調整していこうと、改めて思います。
やめずに続けている理由は、仲間との時間
体の許す範囲で楽しむ
お酒をきっぱりやめる、という選択もあったと思います。
それでも続けているのは、友人との交流が、私にとってとても大切だからです。会って話すこと自体が、かけがえのない時間になっています。この付き合いは、これからも続けていきたいと思っています。
自分の健康と、たまの友人との交流。その両方を、体の許す範囲で楽しみたい。今はそう考えています。
数か月に一度の、会費3,000円の集まりです。その集まりのことは、定年後、友達はいなくなるのか ― 67歳、会費3,000円の集まりで見えたことに書きました。
よくある質問
Q. 何歳ごろから飲めなくなりましたか?
50代の半ばを過ぎたあたりから、だんだんです。はっきり感じたのは、60歳を過ぎてからでした。
Q. お酒をやめようとは思わなかったのですか?
やめるより、飲み方を変えるほうを選びました。お酒そのものより、仲間と過ごす時間を大切にしたかったからです。
ちなみにタバコは、45歳でやめました。禁煙のことは、【禁煙して何年たっても吸いたい】いつまで続く?1日1箱23年吸った67歳の記録に書きました。
Q. ノンアルコールビールで代わりにしないのですか?
しません。飲まない日に、飲みたいと思うことがないからです。普通に夕飯を食べて、お茶を飲んでいます。
Q. 飲んだ後に気持ち悪くなるのは、病気ですか?
私の場合は、もともと逆流性食道炎があります。ただ、原因は人によって違うと思います。気になる症状が続くときは、医師に相談してください。
まとめ
30〜40代は、ほぼ毎日ビールを500ml〜1リットル飲んでいました。50代半ばから、だんだん飲めなくなりました。60歳を過ぎてからは、飲んだ後の胸のむかつきや翌日の胸焼けで、体の変化をはっきり感じています。
今は、数か月に一度、仲間と会うときだけ、ビールを中ジョッキで2〜3杯。
お酒は、飲んでいるときの楽しさと、飲んだ後の体の負担の両方があります。だからこそ、無理に量を求めず、ほどほどに。
大切なのは、気の合う人と過ごす時間なのかもしれません。

