開聞岳はきついのか ― 67歳・運動靴で6時間14分

開聞岳の山頂 標高924mの標柱 旅のこと

※本記事は広告を含みます。

屋久島の宮之浦岳に登るはずが、台風で流れました。代わりに鹿児島へ行きました。

天気が好転したので、急に決めて登ったのが開聞岳です。2026年9月8日。67歳、足元は運動靴でした。

車道から見上げた開聞岳

6時間14分かかりました

先に数字を出します。

標高924m
距離8.3km(往復)
のぼり/くだり962m / 944m
合計時間6時間14分

登山口の看板には「所要時間 往復約5.5時間」とありました。私は6時間14分。看板より40分ほど多くかかっています。

この40分は、上りの途中で休憩を多く入れた分です。

登山口の看板は、登る前に読んでおく

開聞岳の登山口にある案内板と注意書き

2合目の登山口に、案内図と注意書きが並んで立っています。書いてあったのは4つでした。

  • 所要時間 往復約5.5時間
  • 水分は十分に
  • スズメバチ注意
  • 登山協力金(募金箱)

ハチの注意書きは黄色い看板で大きく出ています。9月は特に気をつけたほうがよさそうです。

かいもん山麓ふれあい公園の管理棟に、無料のロッカーがありました。着替えや使わない荷物を置いていけます。私はここで荷物を減らしました。

5合目までは、ふつうの山道

登山口を出たのが9時25分。5合目に着いたのが10時39分。1時間14分でした。

道は樹林帯です。木の根と石が出ていますが、危ないところはありません。

開聞岳5合目の標識 あと2.0km

5合目には木のデッキと標識があって、「あと2.0km」と書いてあります。救助ポイントの番号も貼ってありました。ここまでは、休みながら行けば誰でも着けると思います。

5合目からは海が見えました。

開聞岳5合目からの見晴らし

きつかったのは、最後の1時間半

問題はそのあとでした。

5合目から先の記録を見ると、こうなっています。

区間かかった時間
登山口 → 5合目1時間14分
5合目 → 仙人洞44分
仙人洞 → 山頂1時間27分

最後の区間だけ、1時間27分かかっています。距離は短いのに、前の区間の2倍です。

開聞岳は、山を螺旋状に巻きながら登ります。上に行くほど岩が増えます。私が時間を食ったのはここでした。

大きな岩が続きます。岩や木をつかんで体を引き上げる場所が何度もありました。足を置く位置を選ばないと滑ります。

この区間では手袋をしていてよかったです。

ここはきつかったので、あえて10分に1回、休憩を取りました。看板より40分多くかかったのは、この分です。

運動靴で登って、下りで膝に来た

登っている人を見ていると、中高年はほぼ全員がトレッキングシューズでした。学生や若い人の一部が、普段着に運動靴です。

私は運動靴でした。

当初は市内観光の予定でした。天気が好転して急に登ることになったので、トレッキングシューズを買う時間もありませんでした。この靴で登りました。

開聞岳の登山で履いた運動靴

登りは問題ありませんでした。こたえたのは下りです。岩を降りるとき、靴底が薄い分、足の裏で石を感じます。膝を曲げて衝撃を逃がしながら降りたので、下りの1時間はずっと膝をかばって歩いていました。

下山中の開聞岳の登山道

次に同じ山に登るなら、靴は替えます。

山頂は924m

開聞岳の山頂と標柱

13時42分、山頂に着きました。30分ほど休みました。

正面に池田湖、その向こうに桜島。反対側は海です。長崎鼻も、指宿の町も見えました。雲は多かったのですが、下は晴れていました。

開聞岳の山頂から見た海
開聞岳の山頂から見た指宿方面

山頂の標柱には「開聞岳 924M」と彫ってあります。

往復6時間14分。ここに立つと、数字では書けないものが残ります。やってよかったと思いました。

これから登る人へ

Q. 何時間見ておけばいいですか
A. 登山口の看板は「往復約5.5時間」。私は休憩を多めに取って6時間14分でした。60代なら6時間半程度を見ておくと安心です。

Q. 運動靴でも登れますか
A. 登れました。ただし下りで膝に来ます。トレッキングシューズがあるなら履いていったほうがいいです。

Q. 荷物はどうしますか
A. かいもん山麓ふれあい公園の管理棟に無料のロッカーがあります。使わないものは置いていけます。

Q. 水はどれくらい要りますか
A. 2リットルです。9月の登山で、私も友人も一人2リットル飲みきりました。樹林帯で風が通らず、汗が引きません。登山口の看板も「水分は十分に」と書いています。少ないと思うくらいなら、多いほうがいいです。

Q. 危ないところはありますか
A. 鎖場のような場所はありません。ロープで体を引き上げる箇所が数箇所あります。上のほうは岩が多く、岩や木をつかんで登ります。手袋はあったほうがいいです。私はしていきました。

Q. スズメバチは出ましたか
A. 登山口に注意の看板が出ていましたが、私が登った日は見ませんでした。

Q. 宿はどうしましたか
A. 指宿の民宿に泊まりました。主人が親切で、登山口までの行き方も丁寧に教えてくれました。

まとめ

  • 開聞岳は標高924m、往復8.3km、のぼり962m
  • 登山口の看板は「往復約5.5時間」。67歳の私は6時間14分。差の40分は上りの休憩
  • 5合目までは樹林帯のふつうの道。きついのは仙人洞から山頂までの1時間27分
  • 運動靴でも登れたが、下りで膝に来た
  • 水は一人2リットル。手袋も持っていく
  • ふれあい公園の管理棟に無料ロッカーあり

同じ台風で流れた屋久島の話はこちら、去年登った富士山のきつさはこちらに書きました。

翌日に登った韓国岳の話と、この2日あとに渡った桜島の話もあります。フェリーの中でうどんを食べました。

登る前の日は、枕崎を歩いて指宿の砂むし温泉に入りました。10分と言われて20分入った話です。

この記事を書いた人
さぶろー

さぶろー/67歳・介護福祉士。60歳で定年退職し、未経験から介護の世界へ。7年目の今もパートで現場に立たせてもらっています。60代が体を壊さずに働き続けるために、自分で試して続いたことを書いています。沖縄在住、犬9匹。週2回のジム通いが日課です。

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