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屋久島の宮之浦岳に登るつもりでした。
台風の土砂崩れで登山道が通行止めになり、出発の前日に中止。屋久島行きの高速船は「条件付き出航」だったのでキャンセルできましたが、那覇と鹿児島を往復する航空券は戻りません。
それなら、と同じ便でそのまま鹿児島へ行きました。私は67歳、一緒に行った友人は68歳。レンタカーは借りず、4日間をフェリーと電車とバスと自分の足で回りました。
指宿で砂むし温泉に入り、開聞岳と韓国岳に登り、最終日に桜島を回って、費用は1人あたり約61,000円でした。この記事は、その4日間で「どこへ、何で動いて、いくらかかったか」の記録です。

4日間の行程表 ― どこへ、何で動いたか
| 日 | 行き先 | 使った乗り物 | 歩数 | 距離 |
|---|---|---|---|---|
| 9月7日(月) | 那覇→鹿児島→枕崎→指宿(砂むし温泉) | 飛行機・路線バス・JR指宿枕崎線 | 21,027歩 | 15.7km |
| 9月8日(火) | 開聞岳 | 路線バス・JR指宿枕崎線 | 29,613歩 | 19.2km |
| 9月9日(水) | 韓国岳(えびの高原) | JR日豊本線・路線バス | 17,791歩 | 9.7km |
| 9月10日(木) | 桜島→鹿児島空港→那覇 | 桜島フェリー・周遊バス・市営バス・リムジンバス・飛行機 | 13,153歩 | 8.1km |
歩数と距離はiPhoneのヘルスケアの記録です。
それぞれの日のくわしい話は、別の記事に書きました。
- 9月7日:指宿の砂むし温泉に67歳が入ってみた ― 10分と言われて20分
- 9月8日:開聞岳はきついのか ― 67歳・運動靴で6時間14分
- 9月9日:韓国岳はきついのか ― 67歳・運動靴で4時間13分
- 9月10日:桜島フェリーのごぼ天うどん ― 乗っている間に食べ終わる一杯
宿は、1泊目が指宿の民宿、2泊目と3泊目が鹿児島中央駅近くのゲストハウスでした。
1泊目の宿はこちらです。宿のオーナーがとても親切でした。楽天トラベルで「民宿 指宿」を見る
2泊目と3泊目の宿はこちらです。歩いて30秒のところにコンビニがあります。楽天トラベルで「鹿児島 リトルアジア Guest House」を見る

二人でいくらかかったか ― 交通費・宿・食事の実額
友人が帰ってから集計してくれました。共同で払った分は、2人で108,480円。それに各自で払った食事や宿の差額を足して、1人あたり約61,000円です。
1人あたりの内訳
| 項目 | 金額(1人) | 中身 |
|---|---|---|
| 航空券 | 26,110円 | 往路ANA 那覇→鹿児島 13,660円/復路ソラシドエア 鹿児島→那覇 12,450円 |
| 地上の移動 | 約14,000円 | 高速バス・路線バス・JR・桜島フェリー・1日乗車券 |
| 宿3泊 | 13,200円 | 指宿の民宿 7,000円/ゲストハウス 3,100円×2泊 |
| 食事 | 約7,700円 | 共同で払った分 約2,700円+各自で払った分 約5,000円 |
| 合計 | 約61,000円 |
屋久島の予算より安く済んだ
もともとの屋久島の計画では、1人76,130円の予算を組んでいました。鹿児島に変えて、約15,000円安く済んだことになります。
いちばん大きいのは、屋久島までの高速船(往復18,500円)が消えたことです。宿も、屋久島で予定していた宿より鹿児島のゲストハウスのほうが安く、1泊3,100円でした。
食事は割り勘にした
宿や交通費のように2人でまとめて払ったものは、友人が集計して精算しました。開聞岳の日は駅ビルでビールとラーメン、韓国岳の日は焼き鳥。その場で食べたものは、その場で割り勘にしました。私の分は4日でおよそ5,000円です。

食事代が少なく済んだのには、もう1つ理由があります。屋久島の山で食べるつもりで用意していた食料です。カップ麺、お湯を注ぐだけのアルファ米、ソーセージ、ゼリー飲料、カロリーメイト、梅干し、クラッカー。全部で4,000円ほど。屋久島には持って行けなくなりましたが、鹿児島に持ち込んで、3回ほどの食事はこれで済ませました。

レンタカーなしで回れたか
回れました。ただし、バスの時間に合わせて動く日が2日ありました。
使った乗り物と、買った1日乗車券
| 日 | 乗り物 | 券 |
|---|---|---|
| 9月7日 | 鹿児島空港→鹿児島中央駅の路線バス(途中の停留所に止まる各駅停車。リムジンバスではない)、鹿児島中央→枕崎→指宿のJR指宿枕崎線 | 現金・きっぷ |
| 9月8日 | 指宿→開聞のバスとJR | 現金・きっぷ |
| 9月9日 | 鹿児島中央→国分のJR、国分→丸尾→えびの高原の路線バス(往復) | 鹿児島交通「のったりおりたりマイプラン(霧島)」1日券 1,500円 |
| 9月10日 | 桜島フェリー、サクラジマアイランドビュー(島の周遊バス)、カゴシマシティビュー(水族館口→鹿児島中央駅)、空港リムジンバス | 「CUTE(キュート)」1日券 1,400円(リムジンバスは別) |
霧島の1日券は、バスの運転手さんにすすめられて、その場でスマホから買いました。「tabiwa」というデジタル乗車券で、画面を見せれば乗れます。国分からえびの高原までの往復で使ったので、券のほうが安く済みました。

CUTEは、桜島フェリーと市営バス・市電・周遊バスが1日乗り放題の券です。大人1,400円。フェリーで渡って、島の周遊バスで展望所を回って、船で戻って、港から鹿児島中央駅までカゴシマシティビューに乗る。この日の動きは、これ1枚で足りました。
公式サイトで確認した1日乗車券をまとめておきます(料金は2026年9月時点)。
| 券 | 大人 | 乗れるもの |
|---|---|---|
| CUTE 1日券 | 1,400円(2日券2,100円) | 市電・市バス・カゴシマシティビュー・サクラジマアイランドビュー・桜島フェリー |
| 鹿児島市交通局 一日乗車券 | 700円 | 市電・市バス・カゴシマシティビュー(桜島フェリーは対象外) |
| のったりおりたりマイプラン(指宿・知覧) | 1,500円(2日券3,000円) | 指宿市内の鹿児島交通バス乗り放題(指宿駅・砂むし会館・池田湖・開聞など) |
| のったりおりたりマイプラン(霧島) | 1,500円 | 霧島エリアの鹿児島交通バス(国分駅〜霧島神宮〜霧島いわさきホテル、丸尾〜えびの高原など) |
指宿の1日券は、私たちは使いませんでした。JRで動いた日が多く、バスは開聞口までの1本だけだったからです。
車がなくて困ったこと ― 開聞駅で1時間昼寝した
9月8日、開聞岳を下りてきたら、帰りのバスに間に合いませんでした。
次のバスまで待つより、JRの開聞駅まで歩くことにしました。無人駅で、ベンチがあるだけの駅です。そこで1時間、横になって昼寝をしました。登った直後で、体はそれでちょうどよかったです。16時台の列車で指宿へ戻りました。


車があれば、この1時間はありません。ただ、とても心地のよい1時間でした。人のいないホームに虫の声がよく聞こえて、ヒグラシでしょうか、その声を聞きながらゆっくり休めました。膝も、その間に少し落ち着きました。
車がなくてよかったこと
- 山を下りたあと、駅ビルでビールが飲めた(開聞岳の日はラーメン、韓国岳の日は焼き鳥)
- 電車の窓から開聞岳や竹山、桜島が見えた。指宿枕崎線は線路脇の木が車体に当たるほどで、沖縄には鉄道がないので、それだけで面白かった

レンタカーがあったほうがいい回り方
私たちのように山と温泉が中心なら、車は要りませんでした。登山口までバスがあり、あとは自分の足です。
ただ、知覧特攻平和会館・池田湖・指宿を1日で回るような計画なら、車のほうが楽だと思います。バスは時間が決まっているので、開聞岳の帰りに1本逃しただけで1時間待ちました。行き先がいくつも離れている日は、レンタカーのほうが時間を無駄にしません。
山に登る日は、車がなくても困りません。観光地をいくつも回る日は、車があると助かります。
4日で52.7km・81,584歩 ― 67歳の足はどうだったか
4日間の合計は81,584歩、52.7kmでした。
私は介護のパートで働いていて、月に120kmほど歩いています。1日にすると4kmです。旅行の4日間は、普段の13日分を歩いたことになります。
| 日 | 歩数 | 距離 | 何をした日か |
|---|---|---|---|
| 9月7日 | 21,027歩 | 15.7km | 枕崎の駅から立神岩まで歩いて往復した |
| 9月8日 | 29,613歩 | 19.2km | 開聞岳(登り下り6時間14分)+開聞駅まで歩いた |
| 9月9日 | 17,791歩 | 9.7km | 韓国岳(4時間13分) |
| 9月10日 | 13,153歩 | 8.1km | 桜島。坂道はバスが上がってくれた |
いちばん歩いたのは開聞岳の日で、山だけでなく、駅までの道と駅での待ち時間が加わっています。逆に桜島の日は、周遊バスが展望所まで上がってくれるので、自分の足で歩いたのは港とビジターセンターの間くらいでした。

靴の差がはっきり出た
私は運動靴で2つの山に登りました。開聞岳の下りで膝にきて、翌日の韓国岳もその膝で下りました。
68歳の友人はトレッキングシューズでした。膝は問題なかったそうです。
歩いた距離は同じです。違ったのは靴でした。次に山へ行くなら、私もトレッキングシューズにします。
3泊4日は長いか短いか
山を2つ登って、砂むし温泉に入って、桜島を回る。この中身なら、3泊4日でちょうどでした。
行かなかった場所
計画では初日に知覧特攻平和会館へ行くことにしていました。ただ、知覧は以前に行ったことがあったので、今回は枕崎に変えました。指宿枕崎線の終点まで乗って、港で鰹船人めしを食べて、焼酎の蔵で試飲をして、立神岩まで歩く。行ったことのない場所を選びました。
池田湖と知林ヶ島も計画表には入れていましたが、行きませんでした。開聞岳の翌日に韓国岳を入れた時点で、指宿にもう1日いる余裕がなくなったからです。
2泊3日にするなら
山を1つにすれば2泊3日で回れます。
削るなら韓国岳です。えびの高原までは鹿児島中央駅から電車とバスで3時間近くかかります。開聞岳は指宿からバスで30分なので、砂むし温泉と同じ日程に収まります。
逆に、山に登らないなら2泊3日で十分です。桜島は半日、枕崎は1日、砂むし温泉は夜に入れます。

よくある質問
Q. 鹿児島はレンタカーなしで回れますか
A. 回れます。私たちは4日間、飛行機・路線バス・JR・桜島フェリー・徒歩だけで、山2つと砂むし温泉と桜島を回りました。バスの時間に合わせて動く日が2日ありました。
Q. 3泊4日でいくらかかりましたか
A. 1人あたり約61,000円でした。内訳は、那覇からの航空券26,110円、地上の移動約14,000円、宿3泊13,200円、食事約7,700円です。
Q. 何泊がちょうどいいですか
A. 山を2つ登るなら3泊4日。山を1つにするか、登らないなら2泊3日で回れます。
Q. 1日乗車券は買ったほうがいいですか
A. 桜島へ行く日はCUTE(1,400円)が便利でした。フェリーと島の周遊バス、市内のバスが1枚で乗れます。霧島は、えびの高原まで往復するなら、のったりおりたりマイプラン(1,500円)のほうが安く済みました。運転手さんにすすめられてスマホで買えました。
Q. 60代でも開聞岳と韓国岳に登れますか
A. 67歳の私と68歳の友人は、2日続けて登りました。ただし私は運動靴で登って下りで膝にきました。トレッキングシューズの友人は膝に問題ありませんでした。くわしくは開聞岳と韓国岳の記事に書きました。
まとめ ― 鹿児島3泊4日、レンタカーなし
- 費用は1人あたり約61,000円(航空券26,110円・地上移動約14,000円・宿13,200円・食事約7,700円)
- 4日間で81,584歩・52.7km。普段の13日分
- 移動は飛行機・路線バス・JR・桜島フェリー・徒歩。1日乗車券は霧島(1,500円)と桜島(CUTE 1,400円)で使った
- バスに間に合わず、開聞駅で1時間昼寝した
- 靴の差は膝に出た。次はトレッキングシューズにする
屋久島に登るはずが、台風で流れました。その話はこちらに書きました。
登れなかった代わりに、鹿児島の山を2つ登って、砂むしに埋まって、船の上でうどんを食べました。車がなくても、これだけ回れました。
鹿児島の宿を探すなら、こちらから。

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