介護の現場で働く私たちにとって、水分補給はとても大切です。
人間の体は、大人でおよそ60%が水分でできています。高齢になると約50%まで減るため、お年寄りはもともと脱水になりやすいのです。
体の水分がわずか数%失われるだけで、めまいや頭痛、発熱などの症状が出ます。さらに血液が濃くなって固まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことがあります。
これは職員にとっても、利用者にとっても同じです。今日はその両方について書いてみます。
友人の急逝で気づいたこと
先日、私の友人が脳梗塞で急逝したという話を聞きました。
その職場の様子を知っている私は、きっと忙しさのあまり、水も飲まずに働き続けていたのだろうと思いました。
それまでの私は、水分補給をあまり気にせず「喉が渇いたら飲む」という程度でした。忙しい時は、水分を取らないまま働き続けることもよくありました。
友人のことを聞いてからは、職場で意識的に水分を取るようにしています。
特に夏場の入浴介助は、非常に汗をかきます。脱水症状を起こさないよう、水分をしっかり補給しながらでないと体にこたえます。
利用者にとっても水分補給は命綱
利用者にとっても、水分補給は非常に重要です。
高齢になると、喉の渇きを自覚しづらくなります。そのため、ついつい水分が不足してしまうのです。
自分で水を飲める方はよいのですが、自分で食事や水分を取れない方は、職員が介助しないとすぐに脱水症状になってしまいます。
実際に私の施設でも、体調を崩して入院し、後から原因を聞くと「脱水症状による発熱だった」という利用者が相当数いらっしゃいます。
だからこそ私たちは、手が空き次第、その都度、利用者への水分補給を心がけています。施設の健康管理の要は、水分補給だと言ってもよいくらいです。
私が実践している水分補給
私は毎日、水筒にペットボトルの水かスポーツ飲料を入れて出勤しています。
それがなくなったら、職場のお茶や水を補給しています。
勤務はだいたい1日6時間ですが、その間に1リットル近く飲むことを意識しています。
まとめ
水分補給は、利用者の健康を守るだけでなく、働く私たち自身の命を守るものでもあります。
忙しいとつい後回しになりますが、「意識して飲む」習慣が何よりの予防になります。
この夏、あなたもぜひ、水筒を一本持って出勤してみてください。


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