夏の入浴介助がきつい ― 67歳介護職が続けている暑さ対策

深い緑の山あいを流れる川と、川にかかる吊り橋 介護の仕事と体づくり

夏の入浴介助は、介護の仕事の中でもいちばん体にこたえる仕事かもしれません。

私の施設では、午後になると多い時には10名ほどの方が同時に入浴されます。

最初はそれほどでもなくても、お湯を使い続けるうちに浴室の気温はどんどん上がっていきます。ピーク時には、サウナに近い状態になることもあります。

今回は、そんな夏の浴室で私が実際にしている暑さ対策をご紹介します。

浴室では、服がすぐ濡れる

私の施設の入浴時間は、午前9時から11時半と、午後1時から4時まで。私はパート勤務で2時に上がるので、午前の時間と、午後の1時間を担当しています。

浴室の中では、自分の汗と、利用者さんにかけるお湯とで、服はあっという間に濡れてしまいます。

そこで私は、制服とは別にTシャツを2、3枚準備しています。

浴室の中では、長靴とTシャツの上から浴室エプロンをつけて介助しています。

「頭がふらふらする」― 職員の声と水分補給

幸い私の施設では、入浴介助中に職員が脱水で休んだり、入院したりという事例はまだありません。

それでも、職員の間からは「夏場の長時間のお風呂の仕事はきつい」「たまに頭がふらふらするときがある」という声が聞かれます。

女性のパートさんは、ほぼ全員が水筒を浴室に持ち込んで、水分をとりながら作業を続けています。

私自身は、入浴介助業務の前・中・後で、休憩室で水分をとるようにしています。

大事なのは、喉が渇いていても、渇いていなくても飲むこと。渇きを感じてからでは遅いからです。

介助の後には、ミックスナッツなどでタンパク質も補給しています。

水分補給のコツについては、こちらの記事にも詳しくまとめています。

利用者さんには「夏の衣類」の準備を

利用者さんの入浴は、脱衣から入浴、着衣まで、だいたい30分で終わります。

浴室にいる時間が短いので、心配なのは脱水よりも、むしろお風呂上がりの服装です。

夏と冬では着るものが違います。利用者さんが暑い思いをしないよう、夏用の衣類を事前にチェックして揃えておくことが大切です。

衣類の準備はいろいろな職員が行うため、冬用の服がセットされていることがあるからです。

まとめ ― 私の夏の対策は、この3つ

私の夏場の入浴介助の暑さ対策は、結局この3点に尽きると思っています。

  1. 意識的な水分補給 ― 喉が渇いていなくても、前・中・後に飲む
  2. 入浴終了後は必ず着替える ― Tシャツの替えを2、3枚用意しておく
  3. 日頃の体力づくりと健康管理 ― 夏場は特に意識する

暑い夏こそ、利用者さんの体と同じくらい、ご自分の体もいたわってください。

この記事を書いた人
さぶろー

沖縄の島で暮らす67歳。60歳でサラリーマンを定年退職したあと、未経験から介護の世界に入り、今も現役でパート勤務です。腰痛や体力づくり、仕事のことなど、50代・60代から働く方に役立つ話を書いています。犬が9匹、市営ジムでの筋トレが日課です。年を重ねても元気に働きたい方へ、島からお届けします。

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